テレビ番組で、「芸能人格付けチェック」というのを見た事がある方は、多いと思いますが、選ばれた芸能人が高級ワインと安物のワインを飲み比べたり、霜降りの高級ステーキと安物のステーキの食べ比べをして、本物を当てる番組です。外れると、一流の芸能人から普通、2流、3流、そっくりさんと、格付けが下がる都度、椅子やスリッパなどの待遇が変わり、最後には”映す価値なし”となり、TVの画面から消えていく番組です。

テレビだから、笑えますが、これが、リアルに起きたら怖いですよね!!

でもそれが、実際に起きようとしています。メガバンクと大手通信会社が共同出資して設立した企業が、AIスコアという人工知能(AI)により「個人の信用格付け」を6ランクに別けるという情報サービスを発表しました。

このサービスは、事前にスマホに登録する事で、その人の信用力をランク付けするもので、例えば、優良顧客ほど割引率が大きくなったり、その他サービス等の恩恵を受けられるというメリットがあるようです。逆に、販売者側にとっては顧客層を絞りや易く、安心して取引が出来るなどのメリットがあります。

中国では既に数年前から、IT企業と政府が一緒になって、スマホにより国民一人ひとりをランク付けする「芝麻(ゴマ)信用」というシステムがあります。実際に公共料金の遅延を繰返すと飛行機や高速道路が使えなくなるそうです。

又、就職も履歴書よりもスマホの「芝麻信用」のランクで採用が決まるとも言われています。

いずれにしても機械にランク付けされるなんて、世知辛い世の中ですね。何をもって個人をランク付けするのか分かりませんが、そんな世の中ですからせめて人の気持ちだけは大事にしたいと思っています。

by IWA