以前、ニュースでも話題になっていました、阪急・阪神ホールディングスの株主総会での、ある男性株主さんからの質問から話を始めたいと思います。

その質問内容は阪神電鉄の車両の色が阪神ファンが宿敵としているライバル球団、

(そうです!)巨人軍のチームカラーであるオレンジ色を使用しているのは如何なものか?是非とも阪神カラー(黄色)に変更して欲しいという内容でした。
思わず笑ってしまいますが、さすが、阪神ファンは”熱い”と感心しました。

この阪急・阪神ホールディングスは、もともとは、阪急電鉄と阪神電鉄が一緒になって出来た会社です。

その前進でもある阪急電鉄の創設者の小林一三さんの話をしたいと思います。

この方は、阪急グループ創業者で、宝塚歌劇団の創業者でもあるのですが、今では当たり前ですが、鉄道をひく事で、沿線の土地を買い、家を売ることで街並みを作っていったそうです。今では、家を購入するのに住宅ローンを組むのは当たり前になっていますが、当時は一部の金持ちしか購入できなかった家を、一般のサラリーマンでも、手が届くようにしたのも、この方のアイデアだそうです。

そして阪急百貨店や宝塚劇場などのレジャー施設を造り、大学などの学校を誘致するなどをして、事業を拡大して行きました。この手法は、「私鉄経営のビジネスモデル」となり、今日の西武鉄道や東横線などの、東京近郊の私鉄経営にも大きな影響を与えています。又、電車の中吊り広告を考案した人物とも言われております。

ちなみに、高校球児の聖地「夏の甲子園」を朝日新聞社と一緒に仕組んだのも、この小林一三さんです。

そんな、小林さんは、色々な名語録を残されているのですが、中でも、私が特に好きな言葉が、「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ」というものです。

まぁ、今時、下足番という職業自体もあまり聞くことも無いですが、どんな仕事も、一生懸命やることで、その道を極めれば、周りから一目置かれ、やがては、誰からも認められる存在になるという事だと思います。

私自身も、肝に銘じたいと思います。

 

by IWA