福岡県を中心にスーパーを展開しているある会社の話です。

店内のディスプレイにこだわり、まるでアミューズメントパークのような売り場になっておりホームページには「アミューズメントフードホール」と表記されています。

 

ただこちらの会社は、バブル崩壊後に60億円の借入金を抱えて倒産寸前だった時に、現在の社長が引き継いだのですが、当時は社員や取引先の人達に文句ばかり言って不満をぶつけていたそうです。

そんな時にある先輩経営者からの一言が転機のきっかけとなりました。それは「相手が悪いときにどんな風に指を指しますか?」と聞かれ実際にやってみると「確かに人差し指は相手に向いているけど、3本の指は自分を指していないか」と言われ「相手も悪いかも知れないが、自分自身も悪いところが三つあるから、それを考えてごらんなさい。つぶれそうな会社でも商品を納入してくれる業者の方や、何より一緒に働いてくれる人達が沢山目の前にいるのに、あなたは目の前の悪いものばかりしかみていない」と叱責されました。

社長はこれで大きな「気付き」を得て心の中に「感謝」という大きな柱が打ち立てられたそうです。

その後は「口だけの感謝」から「心からの感謝」を徹底して、今では750億を超える売上高と「日本一視察の多いスーパー」となっています。

 

  私もある方から、自分の母親は常に周りの人に感謝して生きていると伺いました。その方の母親は「自分が今あるのは全て助けてくださる人達のおかげだ」と仰っているそうで、既に80歳を超えていらっしゃいますが今でも沢山の友達と交流しているそうです。その方は、こんな事も仰っています。「自分が悲しいときに一緒に悲しんでくれる人はいるが、自分が嬉しい時に一緒に喜んでくれる人が果たして何人いるでしょうか?」そこには人間のねたみやひがみなどいろんな気持ちが絡み合ってくると思います。周りの方への感謝の気持ちを忘れずにいると、自然と一緒に喜んでくれる人が増えてくる、そんな事が一番ではないでしょうか。

自分はまだまだですが、これからも「心からの感謝」その気持ちを忘れずに生きていきたいと思います。

by SAT