「さん付け」について

最近、ちょっと気になっている事があるのですが、お話ししたいと思います。自分の反省も兼ねてなんですがね。それは、社内での呼称です。役職で呼ぶのではなく、「さん付け」で呼びましょうという事です。

ついつい親しくなると「●●さん」と呼ぶと、”よそよそしい”とか、役職者の人に向かって「●●さん」とか呼ぶのは”失礼”ではないか?という心持になってしまうかもしれませんが、そもそも「さん付け」で呼ぶのは、もとより相手に対して敬意を込めて呼ぶ「敬称」で、「さん付け」で呼ぶ目的としては、上下の隔たりを無くし、社内の風通しを良くするという意味があります。

これに関しては、経営の神様と言われた松下幸之助さんも言われています。「自分は新入社員で一番後輩だし、仕事についての知識も経験も少ない。だから、提言するなどおこがましい。先輩の言われた通りの事だけをやっていればいいのだ」という考え方ではなく、こと仕事に関しては、そういう遠慮は無用で、根底に会社をより良くしていこう思いがあれば、新入社員も社長も平等だと言っています。

一方で、仕事は、ひとりでは成り立ちません。だから「周囲のひとに敬意を持って接することは忘れてはいけません」とも言ってます。

特に最近、新しくメンバーが増えて来ていますので、社内のビネスシーンでは、是非とも「さん付け」で呼ぶように、今一度気を付けてみて下さい。

by IWA

「さん付け」について