残暑厳しい折、皆様いかがお過ごしでしょうか?
まだまだビールが美味しい時期ですが、コロナの影響により“外呑み”が制限され、もっぱら“家呑み”の毎日が続いております。
いつになったら世間の目を気にせずに居酒屋に行ける日が来るのでしょう⁉
さて、そんな晩酌を続けている方々にちょっと怖いお話を…
皆様、しっかりと「休肝日」を設けていますか?
実は私も晩酌を始めて30年ほど経つのですが、これまで休肝日は1日も設けていませんでした。幸い人間ドックでも担当の医師から「とても奇麗な肝臓ですね」と言われるくらいで、その後「休肝日はありません」と答えると、いつも苦笑いをされていました。(汗)
それを良い事に飲み続けていたのですが、2022年の年初から週に1日の休肝日を設ける事にしました。ある記事を目にしてから…
それは「慢性膵炎(すいえん)」という病気の記事で、膵臓から分泌される膵液というものが膵臓そのものを溶かしていき、次第にカチカチに硬くなり、5~15年かけて萎縮していくそうです。
また、慢性膵炎は進行するとすい臓がんになるリスクも高まると言います。
その大きな原因が長期間にわたる多量飲酒で、特に毎日コンスタントにお酒を飲んでいる人の発症リスクが高いと言われています。
一方で、忘年会シーズンや歓送迎会の重なる3~4月など、アルコールの量が増え何日も続けて沢山お酒を飲む機会が増えると、今度は「急性膵炎」の発症するリスクが高まると言います。
急性膵炎は慢性膵炎と違い「生爪を一気に剥がされたような激痛が背中を襲った」(お笑い芸人:河本準一さん)という様な、耐え難い痛みに突然襲われると言われています。
更に、急性膵炎を一度発症すると、治療が終わってもその後もお酒を断つことが必要になります。
そうです、一生お酒が飲めなくなるのです。
病気を発症する事は大変怖い事ですが、それ以上にお酒が飲めなくなることは私にとっても耐え難い事であり、今のうちから「休肝日」ならぬ“休膵日”を設けようと考えた訳です。
表現が適切ではないかも知れませんが「損して得取れ」の精神で、「週1日くらい飲めない日があっても、一生飲めなくなるより全然マシだ!」と考えるようにして、出来る限り“休膵日”を続けていきたいと思っています。
By SAT
参考資料:日本経済新聞社 日経Gooday 著者:葉石かおり氏
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