製造本部|2016年入社
冷凍カツをはじめとする当社製品の生産調整や業績管理を担当し、より効率的・安定的に製品を生産できるように製造方法の最適化を進めています。また原材料の調達や製品の配送、製造機械の検討などにも携わります。
製造現場の業務を管理するため、さまざまな役割を担っている製造本部。ここで私はデータベース管理ソフトのFileMakerを活用して、業績データの管理を担当しています。
当社の製造現場にはタブレット端末が配置され、原材料の使用量や入荷量などが管理されています。工場の現場スタッフたちが入力したデータは、生産性のチェックに活用されるもの。利益の分析や業績管理も行っています。
そのため現場スタッフがしっかりデータを入力してくれないと、正しく業績管理をすることができません。そこで私はみんなが現場で必要なデータを入力しやすいように、FileMakerの画面をカスタマイズしています。
製品の製造量や廃棄率などの数字が入力されたデータによって明確になり、その数字の詳細を追っていくことで廃棄理由がわかり、問題の分析がしやすくなり、結果的には効率的に製品を生産するために改善すべきポイントが見えてくる。小さなアクションが連なって、会社の利益も影響を与えていくのだということが実感できる仕事だと思います。
私自身、以前は製造の現場や工場管理の部門にいた経験があり、現場でタブレットに情報を入力する立場でした。そのときに感じていた「文字が見えにくい」「間違いやすい」などの問題を思い出し、使いやすい画面にしていくことを意識しています。
現場と相談しながら画面の改善に取り組んだ結果、「使いやすくなった」という反応をもらえることがうれしいですね。
入力されたデータは、私たち本部の社員だけでなく現場スタッフたちも見ることができます。品質管理部と現場が一緒に進めている廃棄削減の取り組みなども、その成果をタブレットでみんなが数字として確認可能な環境になるので、モチベーション高く改善活動に取り組めるようになっているのを感じます。
他にもデータを活用できる場面はたくさんあり、さまざまな部署の業務に反映されていくものとなります。そのため間違いのない情報を確実に集められる、そのための環境づくりをしていきたいです。
データ活用やFileMakerの運用知識などがない状態で配属となったので、とにかく勉強の毎日です。当社では部門が変わる際に研修として異動先の仕事を学ぶ機会が用意されています。それに加えて、配属後は先輩たちから業務を通じて丁寧な指導を受けられるので、少しずつですが成長しているという手応えがありますね。
自分が扱っているFileMakerについて、もっと詳しくなりたいという思いを伝えたところ、外部研修に参加させてもらうこともできました。必要なときに必要な知識を得られる、そのための制度や社風があると思います。
日々の業務や研修などで技術を磨き、現在の部署以外のデータ管理にも関われるような力をつけることが今後の目標です。会社全体をデータで見渡せる、そのような人材となっていけたらと思っています。
今日も一日が始まります。気合を入れるぞ!
製造プロセスの業績を確認することが重要です。具体的には、歩留まり(製品の完成率)や生産性(単位時間あたりの生産量)などの指標を使用して、現状を評価し、改善点を見つけ出す作業を行います。これにより、高品質な製品を安定して提供するための継続的な改善が可能となります。
この在庫管理業務は、製品や原材料の適切な供給を維持し、無駄や欠品を防ぐために行われます。この業務では、在庫レベルの監視、注文の発注、入荷の確認、保管場所の最適化、そして在庫の棚卸しが含まれます。在庫管理は、企業のサプライチェーン全体のパフォーマンス向上に欠かせない重要な業務です。
1週間の原料や副原料、製品出来高などを集計し財務経理部へデータとして送信いたします。このデータをもとに週次決算書が作成されます。
経費の分析を通じて、無駄の削減や効率化のための改善提案を行い、経営戦略の策定にも貢献します。工場経費算出は、企業の競争力を高めるための重要な業務であり、経営全体の健全性を支える基盤となります。
企業の生産量や売上などの重要な指標をわかりやすくまとめ、経営陣やステークホルダーに報告するための業務です。この作業では、日々の業務で収集されたデータを分析し、図表やグラフを用いて視覚的にわかりやすい形式に整理します。
各工程で使用しているチェックシートのシステムやシステムの改良、「こんな機能があったら便利だけどできますか」といった依頼に対して改善をします。要望通りできると会社として効率もあがり作業員から感謝もされるのでとてもやりがいがあります。
業績検討会では、現状の分析だけでなく、今後の戦略や目標設定についても話し合い、次のステップを明確にします。このように、全員が一丸となって企業の成長を目指すための重要なコミュニケーションの場となります。
今日の業務は終わり。これから後輩と飲んでまた明日も頑張ります。