社員インタビュー

製品の安全性を守るため、最後の砦となる部門。日々変化する製造環境の中、品質を守るための取り組みを実施する

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品質管理G

食研が提供している商品の安全と品質を担保する役割を担います。工場で製造した商品の味、匂い、食感、外観などを検査し、安心・安全な商品として自信を持ってお客さまに届けられるものか、最終確認を行う仕事です。

食品を製造する工場の状況は、季節や気温、製造業務に従事するスタッフ、仕入れられた原材料の状態などによっても日々変化していきます。その製造環境の中で、規定に合った品質のものが製造できているか検査し、安全を担保するのが品質管理Gの仕事です。
多角的に現場を確認し、自分の思い込みで「大丈夫」と思わないよう、客観的な視点で品質をチェックしていくことが求められる役割なのだと感じています。少しでも品質に疑問を感じたときは、工程を一つひとつ遡りながら理由を探すため、しっかり立ち止まる勇気を持つことが大切。自分の仕事が当社の製品の安全を守る最後の砦になる、その自覚が必要なのです。
課題を発見し、改善をしていくときには、根拠あるデータをもとにして改善策を工場に提案していきます。どんな理由で問題が起きて、どうしたら改善できるのか。その理由を明確にしながら施策を行い、改善という結果に結びつくことがやりがいです。

課題発見と改善策の検討。その繰り返しでより良い製造環境を
構築し、クレームゼロの製品をお客さまのもとに送り出す

製造環境を改善したことで、お客さまからのクレームが減っていく。具体的に数字としてその成果が見えてくるのが、品質管理の仕事の面白さでもあると思います。
例えば食品の製造過程における永遠の課題ともいえる、毛髪などの異物混入。この問題を限りなくゼロに近づけるため、スタッフの衛生管理を徹底することはもちろん、毛髪を発見するコツを共有。スタッフの教育と取り組みを工場内に浸透させるような取り組みを重ね、毛髪混入クレームがゼロになったという大きな成果をうむことができました。 
結果が明確になるとスタッフたちの意識も高まり、さらに製造環境の改善に前向きに取り組んでくれるようになります。この好循環を続けていきたいです。
トライアンドエラーを繰り返しながら、さまざまな改善策を試し、その結果をデータとして分析してより有効性のある取り組みを進めていこうという前向きな意欲が求められます。机上での分析だけでなく、製造の現場とも積極的に関わって、当社製品の品質を保つためのアイデアを柔軟な視点で考えられる人が活躍できる仕事です。

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